アイングループは2025年12月25日、サステナビリティ経営で扱うマテリアリティ(重要課題)を見直し、2027年4月期から新たな7項目に基づく取り組みを開始すると明らかにしました。見直しでは、従来「健全な経営基盤」に含めていた「社員の成長と活躍」を独立したマテリアリティとして位置付けました。背景には、新たな社会課題の顕在化など外部環境の変化と、中長期ビジョン「Ambitious Goals 2034」の公表があります。国際基準やガイドライン、ESG評価機関からの要請、日本・業界特有の課題を幅広く検討し、企業理念や中長期ビジョンとの整合、社員や未来世代、有識者の意見も踏まえて、企業への影響とステークホルダーの期待の両面から修正したとしています。新マテリアリティは「地域医療への貢献」「ライフスタイルの提供」「安全・安心と信頼」「環境保護・負荷低減」「社員の成長と活躍」「健全な経営基盤」「地域社会・取引先との連携」の7つで、AX(AIを活用した業務・事業変革)推進も経営基盤の要素に含めました。今後は各項目の具体施策と進捗開示が焦点となります。
【関連情報】
サステナビリティトップ https://www.ainj.co.jp/corporate/sustainability/
統合報告書2025 https://www.ainj.co.jp/upload/integratedreport2025.pdf
ESGデータブック2025 https://www.ainj.co.jp/upload/esgdata_2025.pdf
source: PR TIMES
